樹木診断と土壌診断について

 緑が豊かな環境は、私たちに安らぎを与えてくれます。しかしこれらの樹木も、周辺環境の変化や病害虫の発生などにより、樹勢が弱くなったものも少なくなく、状況により早期に適切な対策が必要なものも見かけるようになりました。
 また、樹木の良好な生育を考えるうえで、切り離すことができない土壌においても、近年の酸性雨やコンクリート構造物による影響を受け、また、排水不良や硬度不良により根が生長できず、結果として枯れたり道路を持ち上げたりする状況も、至るところでみかけます。

個人の庭で

 ・庭の大切な記念樹が、ここ最近元気が無い。
 ・思い入れがある木を移植したいが、健康状態を知りたい。

マンションで

 ・木が大きくなり、台風のたびに倒れないか心配。
 ・周囲に比べて枯れる事が多いので、植栽に適していないのか調査したい。

公共事業で

 ・計画している樹木が、現地環境に耐えうるか、または、改良の必要性があるかを 数値的診断基準で知りたい。


 以前、このような診断は、大概にして経験と勘に頼るところが多かったのですが、昨今では調査診断技術が整備され、「樹木医」「植栽基盤診断士」という資格制度が確立しました。また、公共事業においては、この資格を有する者が、事前に診断をすることを条件とする案件もあるように、公的にも活躍が期待される資格となっていますが、特に専門的な知識を必要とされる資格なため、全国でも資格を取得している技術者数はまだ多くはありません。
 当社では、お客様からより厚い信用を得るべく、1級造園施工管理技士で、且つ経験も豊富な者が上記の資格を取得し、各種の樹木診断や土壌診断を行えるような体制が整いました。また、当社の特徴として、樹木医と植栽基盤診断士がそれぞれの立場で診断することにより、複数の眼による「セカンドオピニオン」効果で、より精度の高い診断とご提案ができるよう、心がけています。

樹木医 および 植栽基盤診断士

   

各種調査診断

    
     


もどる